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「超音波治療」の優れた点④

数多くのメリットを持った「超音波治療」ですが、そもそも超音波とは一体どんなものなのでしょうか? まずはこの点から説明致しましょう。超音波とは、非常に高い周波数を持つ「音の波(振動)」です。私たちが日常聞いている「音」は、空気の振動により伝わります。この振動の周波数が低いと低音に、高いと高音として認諾します。人間の耳は20ヘルツ~20キロヘルツ程度の空気の振動を音として感じられると言われています。超音波とはそれ以上の高い周波数を持つ音で、人間には聞こえません。

超音波は波長が短いためパワーが強く、一方向性に進む性質も持っています。この性質を利用して、さまざまな分野で応用されているのはご存じだと思います。その最も身近なものが、妊娠・出産経験のある多くの女性におなじみの「エコー診断」ではないでしょうか。子宮内の胎児の位置や発育状況がリアルにわかり、今や赤ちゃんが最初に撮る写真は、母子手帳に貼ったエコー写真であるのが一般的です。医療分野では、この他にもガンや結石の診断など、さまざまな診断に重用されていますし、漁業では「魚群探知機」としてもよく使われています。

海底に向かって発した超音波は、途中で魚の群れにぶつかると反射して戻ってくるので、その時間を細かく分析することで、海中の様子を克明に知ることができるのです。さらに、超音波の振動エネルギーを高めていくことで、組織を精密に切ったり、削ったりすることもできます。これが超音波メスや歯石を除去する超音波スケーラーなどです。ワキガや多汗症の超音波治療で使われている機器も、この振動エネルギーを利用したものなのです。なぜ、超音波でワキガを解消できるのでしょう。

血管や神経などの皮下組織を傷つけることなく、汗腺類だけを破壊できるのが「超音波治療法」だとご説明しましたが、なぜ超音波にはそんな高度な技が可能なのでしょう? 私たちの肉体組織は、骨のように固いものから、繊細で傷つきやすい粘膜まで、その硬さ・柔らかさは実にさまざまです。そして皮下組織においても、破壊したい汗腺類と血管や神経などは固さが違います。そこで、超音波の周波数を微妙に調節していくと、固く弾力のない汗腺類は、超音波の振動エネルギーで破壊され、弾力に富むその他の組織には影響を与えずに済みます。そのため、出血も少なく、確実に汗腺類だけを破壊し、高い治療効果を得ることができるのです。

「超音波治療」の優れた点③

術後の回復が早いことの証として、「基本的に入院をする必要がない」ことが挙げられます。従来の手術方法では、数日の入院と施術後のケアのために通院をすることが必須でした。学校や仕事なども休みを取らなければならず、その煩雑さや心理的負担から、誰もが手軽に受けられる治療ではなかったのです。「超音波治療」には、この煩わしさがありません。体へのダメージが少ないため、入院はもちろんのこと、施術後に通院する必要さえなく、日帰り治療が可能になったのです。このおかげで、毎日忙しい方にも時間的な負担がなくなりました。また、入院しないで済むだけに、周りの人に治療を受けたことを気づかれたくない方には、何よりのメリットかもしれません。

過去の治療法では、汗腺類とともに毛根にも深いダメージを与えてしまうため、結果的にワキ毛が薄くなるのは仕方のないことでした。女性には一石二鳥かもしれませんが、男性にとってはけっしてなおざりにできない問題です。ピンポイント治療が可能な超音波だからといって「1本も脱毛しません」とは断言できませんが、見るからに薄くなるという状態にはなりませんので、男性にも安心して受けていただける治療です。逆に女性が「ついでに脱毛もしておきたい」という場合には、汗腺類と共に毛根も破壊する方法を選択することもできます。つまり、残す・残さないはあなたが自由に選択できるのです。ただし、『超音波治療』の目的はあくまでも「ワキガ・多汗症」の治療なので、完全な脱毛を希望する場合には、施術後、改めて医療レーザーで脱毛を行うことをおすすめします。

従来の手術方法では、汗腺類を手作業で取り除くため、手の届きにくい部位や、目で確認できない養分は、どうしても取り残しが出てしまうことがありました。その点「超音波治療」は、超音波が汗腺類だけを識別して破壊してくれるため、ほぼ100%除去することが可能なのです。一度破壊された汗腺類は再生しませんから、ワキガ.多汗症を完全に治療することができるというわけです。ただし、汗腺類の分布範囲や量は人それぞれですから、場合によっては体温調節などのために、僅かながら残さなければならないこともあります。しかし、それは残ったとしてもニオイが通常レベル以下なので、気にするほどではありません。従来の手術方法とは比べものにならないほど、精度と確実性の高い治療効果が期待できるのです。

「超音波治療」の優れた点②

「ワキガ・多汗症の治療は後遺症がコワイ」と言われた時代は、超音波治療の登場で終わりを告げました。先に説明したように、従来の掻爬法や削除法では、汗腺類だけでなく、大切な神経や血管まで傷つける可能性もあり、大量の出血や後遺症の不安は常につきまとっていました。しかし、この『超音波治療』は超音波を当てるだけで、組織を無理やりに取り除くようなことはしませんから、血管や神経を傷つける心配がありません。発生させる超音波の周波数や出力を調整することで大事な組織には傷をつけず、スムーズに汗腺類だけを破壊することができるのです。

従来の掻爬法や削除法などは、特殊な機器で皮下組織を切り取ったり掻き取ったりするために、周囲の組織を傷つけないよう、慎重に施術する必要がありました。そのため、患者さんへの肉体的な負担が大きいうえに、長時間かかり、多少の危険も伴いました。ところが『超音波治療』の施術時間はわずか30分です。超音波で汗腺類だけを狙い打ちできるので、高い安全性と共に、短時間で行うことが可能になったのです。もちろん、汗腺類の分布範囲は人によって違いますから、30分以上かかる場合もありますが、逆に30分未満で施術できることもあります。

いずれにしても、従来の手術方法では数時間もかかっていたのですから、驚くほどの短時間であることは間違いありません。まさに多忙な現代人にぴったりの治療法といえるでしょう。大きな手術になるほど時間がかかるのはもちろんですが、施術時間は回復時間にも比例します。健全であるにも関わらず仕方なく傷つけてしまった組織の回復にも時間がかかるからです。「超音波治療」では、分解したい汗腺類だけをピンポイントで破壊し、それ以外の組織はそのまま残せることから、体へのダメージが最小限で済みます。そのため、術後の回復が良好でスピーディーなことも、大きなメリットとなっています。

「超音波治療」の優れた点①

「超音波治療」の最も優れた点は、皮膚を大きく切開することがないので、患者さんへの肉体的なダメージが非常に少ないというところにあります。わずか数ミリの切開で済むので、強い麻酔も必要とせず、体に優しい「カリフォルニア式麻酔」などを用いて、痛みを最小限に抑えることができます。また、どうしても麻酔注射に不安があるという方は、さらなる処置をした上で、治療を受けることもできます。誰でも「痛い」のは嫌なもの。医療の最大の目的は痛みの除去であると言っても過言ではないでしょう。しかし、その心配が無いとなれば、手術への不安もかなり軽減されるのではないでしょうか。

従来の手術法であった切除法や勢除法では、ワキを切開するために、大きな傷跡が残ってしまうのが最大の欠点でした。この傷跡は時間とともに、目立たなくなってきますが、それでも全く気にならないレベルまではなかなか望めませんでした。それを可能にしたのが超音波治療です。「超音波治療」の場合、皮膚の切開はほんの数ミリですから、縫合も抜糸の必要のない糸を使い、せいぜい1針程度で済んでしまいます。

これも術後時間が経つにつれ薄れていきますから、やがては、よほど目をこらさないとわからないほど目立たなくなります。例えば、リゾートホテルのプールサイドで、お気に入りの水着姿でロングチェアに横たゎるあなたをイメージしてください。仰向けになって両手を頭の下で組むようなワキを露出したポーズでも、傷の存在に気づく人はまずいないでしょう。あなたがモデルさんやタレントさんのお仕事をしていて、この姿勢で撮影に臨んだとしても、修正の必要などないはずです。

もちろん、数ミリとはいえ皮膚を切開するわけですから、傷跡が「全く残らない」というわけにはいきませんが、それは本当にかすかなものです。いわゆる「手術跡」といわれるものとは全く違いますので安心してください。せっかくワキ汗やワキ臭を解消しても、その代償にノースリーブや水着が着られなくなるのでは、心から悩みを解消できたとは言えませんね。その意味でも、超音波治療法のもたらした恵みは大きなものだと思っています。

「ワキガ・多汗症」超音波治療法とは

超音波治療法とは、皮下組織全体に超音波を当て、特別な周波数で汗腺類のみを破壊する治療方法です。皮膚に数ミリの小さな穴を開け、そこから超音波発生器を差し込むだけなので、傷跡はほとんど目立ちません。神経や血管などの大切な組織を傷つけることもありませんから、後遺症の心配や体へのストレスが極めて少ないのも大きな特長です。弾力性のない固い汗腺類と、弾力性を持つ血管と神経で脇の下の皮下組織はできています。

そこで、超音波の振動エネルギーをまともに受ける固い汗腺類は破壊され、振動エネルギーをかわす弾力性を持つ血管や神経組織は破損されないという差異を利用して治療します。しかも、施術時間はわずか30分ですから、術後の回復も極めて早く、基本的には入院や通院の必要がありません。超音波治療法以前の手術法では、手軽さと治療効果の間には「あちら立てればこちらは立たず」といった歯がゆさがありましたが、これは、手軽さも高い治療効果も共に満足できる画期的な方法なのです。その主な特長をもう一度おさらいしておきましょう。

●痛くない
●傷跡の心配がない
●血管や神経を傷つけず、後遺症の心配がない
●たった30分で施術完了
●術後の回復が早い
●基本的に入院・通院が不要
●ワキ毛を残す選択も可能
●治療効果が高く、再発の不安がない

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