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「ワキガ・多汗症」手術法③

●皮下組織吸引法
ワキに直径数ミリの小さな穴を開け、そこから「カニューレ」という細い管を差し込み、汗腺類を掻き取りながら吸い取ってしまう方法です。この手法は、腹部や太ももなどの脂肪を吸引してスリムにする「脂肪吸引」の美容技術と同じものです。皮膚を切開するのではなく、小さな穴を開けるだけなので、傷跡もほとんど残らず、体への負担が極めて軽いことが最大の特長です。

さらに、術後の回復も早いので、入院の必要がない手軽さも大きなメリットでしょう。現在でも「ワキガ・多汗症」の治療として主流になっており、多くのクリニックで採用されている方法です。しかし、吸引法の場合もやはり汗腺類を完全に除去することは難しく、十分な治療効果があがらないこともあります。症状が重い患者さんですと、手術後にも「まだ少しニオイが残る」ということがあるのも事実です。

従来の欠点をクリアしたのが「超音波治療」です。これまでさまざまな治療法が考案されてきましたが、「超音波治療」は、これら従来の治療法が抱えていた問題をすべてクリアできる、現在では最先端の治療法です。