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多汗症はどのくらいの汗をかくのでしょうか?

いずれの多汗症においても、問題となるのは、多量の汗をかくために二次的な症状を生み出すことです。実際に、多汗症はどのくらいの汗をかくのか、幾つかの例をあげてみましょう。

●汗ジミ・黄バミ
ワキの下にいつも汗をかいている状態で、着ているものに汗ジミや黄バミなどができる場合は要注意です(ただし、汗をかいたシャツなどをそのまま長い時間放置して、できる場合は違います)。

●握手できない
手の平が常にビショビショで大事な書類の記入がしづらかったり、握手がためらわれたりするのも判断基準の一つと言えるでしょう。

●靴を脱げない
よそのお宅を訪問したり、日本料理店などで、靴を脱いで上がる時、床に足跡がつくほど靴下が汗でぐっしょり、そのせいでニオイを放つなど、訪問先の状態がひどく気になる場合もあてはまるでしょう。

汗やニオイが気になる人の中には、汗をかきたくないからといって水分を控える人がいますが、これは間違っています。汗は、体温調節などのために身体が必要だからかくのであって、水を飲んだからといって、それらが全部、汗になるわけではありません。通常の健康状態で大量の水分をとっても、汗をかく必要がなければ、それは汗よりも尿として排出されますので、生理的な汗はそんなに増えるものではないのです。もちろん、あなたが精神性発汗によって汗をかくタイプでしたら、飲む水の量を減らしても汗のかく量は減りません。特に夏場などは、汗を気にし過ぎて水分を控えていると、脱水症状や熱中症の原因になる危険性がありますから、誤解のないように適切な水分補給を心がけていただきたいものです。